株式会社高槻酒文化研究所が高槻の新しいお酒「どぶろく樫田」の生産を樫田地区で開始しました。大阪府内で唯一の特区を活用したどぶろくで、3月下旬から1200本が限定販売されます。
この記事に目をとめてくださった方はご存知も多いかと思いますが、どぶろくは、日本酒と同じく、米、米麹、水を醸造してつくられるお酒ですが、日本酒が発酵させて濾(こ)されるのに対して、どぶろくは「濾す」という作業を経ない濁酒(だくしゅ)です。(余談ですが、「にごり酒」は白く濁ったお酒ですが、荒い酒袋を使って、もろみを濾す作業を経ているため、酒税法上、日本酒にあたります。)
日本では、酒造メーカーの他に、国が認めた地区で農家の方が自ら製造するのであれば販売できる制度があり、全国に150ほどの地区が「どぶろく特区」として認められ、そこで生まれるどぶろくは愛好家に親しまれています。
実は、高槻の原地区と樫田地区(高槻・とかいなか創生特区)はどぶろく特区になっており、この「どぶろく樫田」は、樫田地区で育てられているお米「きぬひかり」が100%使用されています。
アルコール度数は17度。お米の深い甘みから切れのよい爽やかな酸味が特徴で、樫田の雄大な自然を思い浮かべながら楽しむと一層、味わい深いそうです。
もしご興味がございましたら、ぜひお買い求めください。
お問い合わせ
販売店:株式会社高槻酒文化研究所
住所:高槻市芥川町3-9-14(JR高槻駅東口より芥川商店街を抜け左折)
電話:072-685-0200
営業時間:8:30~20:00(日曜定休)