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新酒の季節が到来!高槻・富田地区にある酒造を紹介します。

みなさまは大阪の酒どころというと、どのまちを思い浮かべますか?

江戸時代、大阪は天下一の酒どころと言われ、摂津、河内、和泉と呼ばれるエリアにはたくさんの酒蔵がありました。高槻市の富田地区(摂津国富田郷)の摂津富田酒も江戸に広く知られた酒処のひとつで、北摂三銘酒(富田、池田、伊丹)に数えられ、最盛期(江戸時代初期)には24軒もの造り酒屋があったといわれています。

※富田が酒処として発展したのは、酒造りに適した良質なお米が採れ、阿武山系から流れ下る良質な水があったこと、農閑期に但馬地方から労働力を得られたことなど、酒造りに必要な条件を備えていたからだと言われています。

現在は富田にある酒造の数も減り、壽酒造(ことぶきしゅぞう)、清鶴酒造(きよつるしゅぞう)の2軒となりましたが、江戸時代から受け継がれる酒造りの伝統を守りながら、新しい酒造りも追求し続けています。

日本酒は、毎年冬に、秋に収穫された新米を使った「新酒」の仕込みが行われますが、壽酒造、清鶴酒造でも数量限定で新酒が販売されます。

高槻市内の酒屋さん(お酒のデパートもりもと本店西田本店)をはじめ、百貨店(松坂屋高槻店・高槻阪急)で取り扱っています。どのお店も壽酒造・清鶴酒造の定番品も取り揃えていますので、お近くに立ち寄った際はぜひ足を伸ばしていただければ幸いです。
※市外の販売店については、各酒造にお問い合わせください。

壽酒造(ことぶきしゅぞう)

地元のみならず「國乃長(くにのちょう)」という名で広く親しまれる蔵元です。長い歴史に裏付けされた清酒造りだけでなく、1995年(平成7年)からは全国で9番目に開始された地ビール造りも行っており、地ビールファンの間では広く知られています。また、近年では減圧蒸留器を導入し、酒粕を使った粕取り焼酎の製造にも着手。長い歴史をもつ地酒蔵でありながら、伝統にとらわれず時代の流れに合わせてさまざまなシーンで楽しめる酒を生み出しています。

住所:高槻市富田町3-26-12
TEL:072-696-0003
Web:https://kuninocho.jp/
オンラインストア:https://kuninocho-shop.ocnk.net/
Instagram @kotobuki_brewing
facebook @kuninocho
twitter @kuninocho

清鶴酒造(きよつるしゅぞう)

創醸安政3年(1856年)の老舗蔵元で、かつて酒造りの一大拠点として栄えた富田の伝統を守っています。もろみを袋につめてじっくりろ過する昔ながらの手法をとり、いたずらに量産を図ることなく手作りで製造し続けています。その味には地元高槻市民だけでなく、全国の好酒家からも高い評価を得ており、高槻市内の酒屋等で販売されています。

Web:http://www.kiyotsuru.jp/

 

最後に、マルマルナビから散策コースのご紹介です。

高槻市観光協会では、市内の見所を歩いてまわる11の散策コースをご紹介しています。富田コースは、JR摂津富田駅または阪急富田駅を出発し、お寺や神社、酒造のあるエリアをぐるりと歩いてまわるコースです。富田地区は、古くからの町並みが残り、道が狭かったり、立ち並ぶ家に赴きを感じたりする場所がありますし、駅のまわりには地元では人気の飲食店や活気ある商店街もあります。事前にお店をリサーチしてから訪ねると一段と楽しい散策になるかと思います。

富田コースを含む、各散策コースは下記URLよりパンフレットをダウンロードいただけますので、ぜひ散策のお供にご覧ください。
https://www.takatsuki-kankou.org/download/

高槻観光の散策コース
酒蔵の残る高槻随一の昔町「富田エリア」
https://www.takatsuki-kankou.org/info/1757/

 

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