近年、映画でも話題となった「百人一首かるた」ですが、みなさまも子どもの頃に学校で学んだり、坊主めくりをしたり、はたまた地域の競技カルタ会で遊んだことがあるのではないでしょうか?
実は、高槻は百人一首の歌人のゆかりのある町で、三十六歌仙の一人である伊勢は晩年を高槻の伊勢寺(いせじ)で過ごしたといわれています。また、伊勢の詠む優雅で情熱的な作風に憧れた能因法師(百人一首の歌人の一人)も伊勢寺のある古曽部に移り住んだといわれています。(能因法師の墓(伝能因法師墳)も古曽部地区にあります。)
※高槻市観光協会では、この地区を歩く「古曽部コース」をご案内しています。パンフレットもご用意しています。
こうした歴史的背景、また、高槻の風土と結びついた和歌文化を伝えるため、毎年新春に伊勢寺で開催されているのが「高槻百人一首かるた会」。毎年さまざまな年齢層の方が集まり、高槻の郷土カルタ、坊主めくり、百人一首カルタを楽しむ1日を過ごします。今年は来たる1月8日(月祝)に開催。当日参加できるイベントとなっていますので、ご興味のある方は気軽にご参加ください。
<プログラム内容>
①「高槻かるた」競技 ②「坊主めくり」2回 ③「百人一首かるた」紅白合戦(※個人戦)
ー 休憩(ぜんざい会)ー ④「百人一首かるた」
※③紅白合戦個人戦希望の方は、当日、受付にてお申し込みください。
第42回 高槻百人一首かるた会
開催日時:1月8日(月祝)10:00〜(開場:9:50〜)
会場:伊勢寺(高槻市奥天神町1-1-19)
参加費:一般 1,000円 シニア 700円 子供 500円(記念品あり)
お問い合わせ:伊勢寺(TEL:072-681-3284)
アクセス:高槻市営バスの最寄りのバス停「上天神」
JR高槻駅北 4番乗り場 65系統「循環 日吉台」行き(乗車時間:約5分)「上天神」下車 徒歩5分
※時刻表はこちらをご覧ください。
または、JR高槻駅北口より徒歩13分。