「卯の花」は、平安時代より和歌に詠まれ、江戸時代には短歌や俳句の歌枕にも使われた人気の花で、毎年5月中旬から6月にかけて開花します。高槻市の史跡「玉川の里」(西面(さいめ)地区)には、古くから卯の花が群生しており、今年も咲き始めました。(今週末から来週にかけてが見頃です)
この地の卯の花は、古歌に「卯の花の玉川」と詠まれるほどで、高槻市では昭和42年(1967年)にこの「卯の花」を市民の花に選定しました。ちなみに、玉川は16世紀頃まで高槻の南北を流れる芥川と合流していた川で、その昔、水量が豊かな川(摂津国三島の玉川)として六玉川(むたまがわ)のひとつに数えられています。現在、川沿いには小道が1km以上に渡って続いており、地元の方の散歩コース、桜並木のコースとしても親しまれています。
「玉川の里」への行き方
JR高槻駅(南口)または阪急高槻市駅より市営バスをご利用ください。
※周辺には駐車場はありません。
◯最寄りのバス停①「玉川橋団地」(玉川の里まで徒歩1分)
JR高槻駅南口4番のりば、または阪急高槻市駅4番のりば
「19 玉川橋団地(竹の内小学校前経由)」行き(乗車時間:約30分)
「玉川橋団地」下車、玉川の里まで徒歩約1分
※便数が少ないため(1日6本)高槻市営バスの時刻表(JR高槻駅南口/阪急高槻市駅)をご確認ください。
◯最寄りのバス停②「唐崎西口」(玉川の里まで徒歩約15分)
JR高槻駅南口 2番のりば、または阪急高槻市駅2番のりば
22または23系統「柱本団地」行き(乗車時間:約20分)
「唐崎西口」下車、玉川の里・遊歩道入口まで徒歩約15分
※高槻市営バスの時刻表(JR高槻駅南口/阪急高槻市駅)をご確認ください。