昨年たかつきマルマルナビでは、10の散策モデルコースをご紹介しましたが、今年は散策コースではご紹介しきれなかった高槻の見どころをご紹介しています。先月は、新しくOPENした安満遺跡公園をご紹介しましたが、今月は高槻の南部、三島江(みしまえ)にある「レンゲ畑(通称レンゲの里)」「コスモス畑(通称コスモスロード)」をご紹介します。
三島江は、高槻の市街地から6、7㎞離れた淀川に面するエリアで、田畑が広がる田園地帯があります。その一角、三島鴨神社あたりの田んぼでは、4月にはレンゲ畑、10月にはコスモス畑に一変し、毎年多くの見物客を喜ばせています。
かつてレンゲは、その花が枯れたあとに田に鋤き込むと養分となることから休耕田に種が蒔かれ、咲いた花は地域の人々の目を楽しませてきましたといいます。この高槻の「レンゲの里」も、地元農家などで組織する高槻レンゲ振興会がレンゲ栽培による有機農法の普及を図るために、秋のコスモスロードは「花のあるまちづくりを」という考えから始められ、今では高槻の風物詩のひとつになりました。
無料で入園できるコスモス畑はあまりなく、秋の散策スポットとしても人気です。
実際、15ヘクタールにもわたってあちらこちらに広がるレンゲ畑、コスモス畑の開放感はなかなかのもので、一度訪れた人は「来年もまた来よう!」と毎年足を運んでくださる方も増えています。
ちなみに、レンゲやコスモスの開花時期はその年の気候によって左右されますが、例年ではレンゲは4月中旬、コスモスは10月中旬が見頃です。そして、その時季には一般の方が花畑の中に入ってもらえるように開放されていますので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。
※入園は無料です。摘み取りはできません。
※毎年4月に「レンゲまつり」が開催されるのですが、今年(2021年)は新型コロナウイルスの影響もあり、実施されません。ご了承ください。
レンゲの里/コスモスロード
所在地:高槻市三島江2、3丁目
お問い合わせ:神安土地改良区(TEL:072-634-2551)
アクセス:近隣に駐車場がございませんので、市営バスをご利用ください。
【市営バスのご案内】
最寄りのバス停「三島江南口」
JR高槻駅南口 2番乗り場、または阪急高槻市駅2番乗り場
22・23系統「柱本団地」行き(乗車時間:約40分)三島江南口下車、北東へ徒歩5分
※高槻市営バスの時刻表(JR高槻駅南口発/阪急高槻市駅発)をご確認ください。