西国街道は京都(東寺口)から大山崎を経て西宮で中国街道(山陽道)と交わるまでの約64kmの道。
現在の芥川町3丁目にあたる地区は、江戸時代、宿場町として栄え、武士や旅人で賑わったといいます。
当時の面影を残す旧道・古社をお楽しみください。
所要時間:2時間35分
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あくたがわいちりづか
芥川一里塚
8世紀の山陽道の後身にあたる西国街道(さいごくかいどう)は、約8.1kmにわたって市域を東西に貫いています。一里塚は1里(約4km)ごとに街道の両脇に設けられ、エノキの木を植えて路程の目印としたものです。高槻市内ではここ旧芥川宿東口…
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せいふくじたいしどう
清福寺太子堂
大工職人の始原神(しげんしん)としてあがめられる聖徳太子を祀った小堂です。29人の大工の名が記された棟札から明治2年(1765年)に建立されたことが判明しています。堂は市の有形文化財に指定されており、堂内には聖徳太子少年像が納め…
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すさのおのみことじんじゃ(あくたがわはいじ)
素戔嗚尊神社(芥川廃寺)
創建の年代は不詳だが、古くは神郡社と称していたようです。ここは奈良時代の寺跡(芥川廃寺)と見られており、境内にある手水鉢(ちょうずばち)はその塔心礎(とうしんそ)とされています。かつては塔がそびえ、堂々たる金堂(こんどう)…
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あくとじんじゃ
阿久刀神社
10世紀に編纂(へんさん)された「延喜式神明帳(えんぎしきじんみょうちょう)」にも記されている式内社です。住吉大神を祀ることから住吉神社とも呼ばれており、明治維新後には諏訪神社、大将軍社などが境内社として移築されました。社名…
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れいしょうじ(みよしよしおきのはか)
霊松寺(三好義興の墓)
8世紀中頃に行基(ぎょうき)が開創したと伝えられています。境内には三好長慶の嫡男で芥川城城主であった三好義興の自然石墓「三好のカンカン石」があります。寺内外には室町から江戸期にかけての歴代高槻城城主の墓があるなど、高槻にと…
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