茨木市堺の阿武山にある古墳です。昭和9年(1934年)に京都大学の地震観測施設建設の際に偶然発見されました。この古墳は盛土がなく、尾根の小高いところを幅2.5メートルの浅い溝を円形にめぐらせ、直径82メートルにおよぶ墓域が区画されています。墓室の夾紵棺(きょうちょかん)から玉枕(たままくら)や金糸とともに男性の人骨が発見され、その人物は大化の改新で知られる藤原鎌足だとみられています。
住所 | 高槻市奈佐原 |
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WEBサイト | 高槻市ホームページ(史跡阿武山古墳) |
アクセス | JR摂津富田駅北から市営バス「公団阿武山」行き、または「大阪薬科大学」行き「消防署前」下車。徒歩30分(約2キロメートル〈坂道〉) |